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こどものコミュニケーション能力

こどものコミュニケーション能力は上がりません。親はこどもの倍は読書なり勉強して、こどもには知的な会話を聞かせてあげることが必要なのです。なお、最近の有名中学の出題のしかたをみると、明らかに国公立大学の入試を意識しています。国公立大学受験はこどものコミュニケーション能力をみるために、ほとんどが記述式です。だから、有名中学の入試にも記述式の問題が多いのです。端的にいうと、「整然と答えを出せるこども」が欲しい、ということです。有名中学は超難問や奇問を解ける生徒にはあまり関心がないんです。有名中の入試問題の作問者の課題は、「国公立大学に受かる素養のあるこどもを落とさないこと」にあるのです。その「素養」の中心に「コミュニケーション能力」があることに注意する必要があります。

講師の人件費がかさむ

個別指導は集団授業に比べて講師の人件費がかさむため、これを反映した授業料はどうしても高額になります。そしてこれが親のストレスの原因になることもあるのです。つまり支払授業料に比例して期待が高まるので、同じ成果に対しても高い満足感は得られません。また期待する成果が得られない場合は成績面に加えて金銭面の不満も加わり、親には強烈なストレスが生じます。こうした短所を考慮しても独特の指導を望むなら単科塾を利用する価値はありますが、メインの塾に単科塾を位置づけることはやはり無理かあると思います。全科塾をメインにし、必要に応じて単科塾を利用するのが現実的でしょう。ただし、受験科目すべてに納得できる単科塾が見つかればこれにまさる学習環境はありません。教科ごとのスペシャルセレクトができるのですから、受験勉強の体制としては万全です。実際にはなかなかむずかしいと思いますが……。

親の愛情は欠かせない

子供のやる気を支えるものとして、親の愛情は欠かせない。子供はやはり、親の愛情を感じられるかどうかでやる気を出したり、失ったりする。愛情と言っても、べ夕べ夕する必要はまったくないし、「愛している」と何回も言う必要もない。子供のことを本当に思いやっているかどうか、子供の将来のためになると信じてやっているかどうかということだ。マスコミでは、親のエゴで子供を予備校に通わせ、有名大学に入れようとしていると批判されることが多い。たしかにそういう親もいるが、子供のほうもバカではないから、親の見栄でいい学校に入れようとしているのかどうかくらい見抜ける。親の見栄のために受験させられていると思えば、それに気づいたとたんにやる気を失っていくものだ。しかし、大半の親は違う。子供のことを思うからこそ、多少憎まれても「勉強しなさい」と厳しく言うのだ。

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